コロナ禍における中国への入国② 出国~隔離ホテル到着

前記事に続いて日本出国~中国上海での隔離ホテルに到着するまでの様子について記載します

都市や空港によって手順や対応は異なるので参考程度としてください

あらかじめ記載しておくと、通常時の持ち物に加えて下記は準備していくことをお勧めします

  • 中国での連絡先の確保(代理人でも良い)
  • Wechatの登録
  • 飲み物(預け荷物に500mlペットボトル1~2本)

チェックイン手続き

通常通り空港に到着しチェックインカウンターで手続きをして荷物を預けます

この時チェックインカウンターの列に並ぶ際に航空会社のスタッフに陰性証明をアップロードして取得した「健康コード(HDC)」を提示、検温もされました

コードがない人はここで搭乗手続きもできないことになります

検温とコードの確認が済むと、中国での連絡先を記載する紙と健康情報登録(中国入国してから使用する)用のQRコードが書いた紙が渡される

このQRコードの健康情報登録はチェックイン手続きが終わってカウンターから出る際に係員に確認されるので、チェックインカウンターに並んでいる間に済ませておく

自動チェックイン機が使用できないので、全員チェックインカウンターに並ぶ必要があり30分くらい並びました

チェックインは通常通りチケット発券と荷物の預け入れを行い出口で先ほどの健康情報登録が終了したことを示すQRコードを提示して出る

以降手荷物検査、出国手続き、搭乗と中国到着までは通常と変わりません

※この時点で何か飲み物(水がいいかも)を買って持っていた方が良いです

 中国到着から隔離ホテルに着くまで5時間弱食べ物や飲み物を調達する場所が一切ありません

中国到着~PCR検査

ここからは時間的にどのような感じで隔離ホテルまで行くかがわかるように時間の記載も入れていきます

12:00 上海 浦東空港到着

飛行機が中国の空港に到着し駐機場に停止しても検疫官の指示があるまで荷物を取ることも禁止になります

12:40 降機

空港側の受け入れ準備が整ったところで座っている座席順にブロックごとに降機します

降りたら前の人について歩いていくと最初の溜まりのところで

日本の空港で登録した健康情報登録のQRコードを提示と質問があります

質問は下記です「ある」と答えた場合どうなるのかは知りません…

  • 直近14日間でコロナ感染者との接触はないか/繁華街に出ていないか

それが終わるとPCR検査用の紙を渡されます

この紙をもって次の溜まりに行き、そこでも健康情報登録のコードを提示すると個人識別用のバーコードが貼られたPCR検査用の容器をもらいます

13:00 PCR検査

さらに通路を進んでいくと屋外のプレハブの建物(そこそこ遠い)の検査場に到着

銀行の窓口のように左右を仕切りで区切られた小部屋が並んだところに案内されます

検査員にPCR検査用の紙と容器とパスポートを渡します

鼻の手術をしたことがないか聞かれます

日本語の説明が書いた紙が用意されていて、ここを読めてきな感じで言われたと思います

説明が終わるとマスクを下げて鼻だけを出す(マスクをすべて外したら鼻だけでいいと注意されました)

左右それぞれに綿棒を刺されて(ぐりぐりされて)検体採取されます

検査が終わるとPCR検査用の紙に検査員がサインを書いてくれるのでそれを受け取り出口へ

プレハブから再び建物内に戻ると途中にPCR検査の紙に検査員のサインがあるかを確認する人がいて

その人がサインがあるのを確認するとスタンプを押してくれる

さらにその先に歩いていくとPCR検査用の紙のサインとスタンプがあることを確認して紙は回収される

13:20 入国審査

PCR検査が一通り終了すると入国審査となる

ここでは通常通り入国カードとパスポートを提示し質問に答える

普段よりやや厳しめなのか中国での連絡先(電話番号等)をしっかり書いていないとその場で書かされます

私は香港経由のネットが使用できるSIMカードを買っていったので香港の電話番号を書いたら中国本土のものを書けと言われました

電話番号が無い場合は、現地の会社の方など代理人の名前と電話番号でも良いと言われたので代理人の連絡先を記載しました

※中国での連絡先(電話番号)の確保は必須です 現地の代理人でも構わないので事前に調べて用意しておくことをお勧めします

顔写真を撮って終了

この状況下なので指紋採取はありません

13:40 荷物受け取り

 バッゲージクレームで自分の預け荷物を受け取り税関を通過

その先で上海に家がある人とそうでない人に分けられます(家がある人は自宅隔離?)

家がない人は以下のどちらの隔離方法を選択するか聞かれます

  • 上海で14日隔離
  • 上海3日+ほかの都市(自分が向かう都市)11日隔離

どちらかを選んだら、これまでのものとは別の健康情報登録2(ここではそう呼びます)を登録させられます(そこそこ長くて面倒)自分の向かう住所(市や区)を覚えていった方がいいです たくさん書くことになるので

登録が終わったら画面を係員に見せて先に進む

さらにその先にいる係員にどこの市に向かうかを聞かれる

名前とパスポート番号、中国での携帯電話番号、受付時間等を係員が記入した青い紙を受け取る

その先に、行先の都市ごとに区切られたスペースがあるので、自分の目的地の名前が書かれた場所で待機する

この時点で14:00

14:50 ホテルへ移動

待機場所からバス乗り場の近くまで移動し、このタイミングでパスポートが回収される

10分後にバスが到着し、係員がパスポートの名前を読み上げていくのでこの順番でバスに搭乗する

キャリーバックなどの大きな荷物は自分でバスの下にしまって乗る

16:15 上海 隔離ホテルへ到着

所要時間は次に移動する目的都市によって異なると思いますが、蘇州市へ移動することになっていた私の場合1時間15分程度かかりました

到着すると順番に受付をする

健康情報登録2のコードを提示し、パスポートと照合が撮れるとパスポートが返却され、トイレの消毒剤、水銀体温計、消毒綿(体温計用?)が入った袋とホテルのWechatのアカウントコードが印刷された紙、隔離生活の説明書1枚、健康観察?の承諾書3枚(すべて中国語)とホテルのカードキーを受け取る

(この時、持病がないかの質問があった)

ホテル職員がいる部屋へガラス越しにパスポートの顔写真欄とパスポートに貼られたQRコードを見せる(職員が写真を撮る)

16:30 ホテルの部屋へ

やっと荷物を降ろして一段落できます

ただし、これ以降3日後の移動まで部屋の外には一切出れません

この時点でとりあえずすぐにホテルのWechatに登録しましょう

ここから様々な連絡が来ます 料金の支払いコード、退去日の集合場所、時間の連絡 承諾書の提出など

部屋には水が数本と湯沸かしとインスタントのコーヒーがおいてありました

私は預入荷物に緑茶のペットボトルを2本入れていたので水分は確保できました

以降 上海3日間+蘇州11日間の隔離生活が始まります

また次回隔離の様子については書きますが、上海の3日間が環境的にも扱い的にも一番つらかったです

詳細はまた後程…

コメント

  1. […] ②では空港でPCR検査を受けた後上海の隔離ホテルに移動してくるまでの様子を書きました […]

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