コロナ禍における中国への入国⑥ 日本への帰国と自主隔離生活



これまで、日本から中国に渡航して2週間の隔離が終わるまでの流れや生活について書いてきました

今回は中国から日本への帰国の流れについて書いていきたいと思います

こちらは日本語が通じるのと、やっと帰国できた安心感でだいぶ気持ちは楽でしたが、なかなか長い時間拘束されるのでしんどかったです

また時系列で書いていきたいと思います

帰国前PCR検査

 日本に入国するためには帰国72時間以内のPCR検査が必要となるので中国国内の対応病院で事前に検査を受け、結果の紙を受けとります

検査では喉と鼻に1回ずつ綿棒を刺されて検体採取されました

検査結果は翌日受け取りました

12:00 チェックイン

 フライト2時間前に浦東空港に到着

 チェックインカウンターの込み具合は通常通りかやや空いている感じ

 ANAのチェックインカウンター前で表面に中国出国の際に必要となる「Health Declaration」の登録用QRコードが載っており、裏面に日本の厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症対策質問票」のバーコードが記載された紙と誓約書(日本語)を受け取る

 表面のQRコードで登録するものはセキュリティーチェックの際に提示が必要なので、チェックインが終わったらすぐに登録をする

 厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症対策質問票」は日本入国時のPCR検査後に必要となる

 通常通りセキュリティチェックを受け搭乗する

14:10 離陸

  定刻通りに出発

 機内で健康カード(表面に注意書き、裏面にチェック欄がある)が配られる

 機内サービスは通常通り

 乗客の中には防護服を着て搭乗している人も何人かいました(行きも何人かいた)

17:15 成田空港着

 ほぼ定刻通り成田空港に到着

 到着後15分くらいその場で待機させられる

 前の席から5列ずつぐらいで順番に呼ばれて降機する

 通路を歩いていくと両脇に椅子が並べられた場所がありそこに座るように指示される

 10分くらい待機したところで順番に受付に呼ばれ、陰性証明書と健康カード(機内で配られたもの)とパスポートを提出する

 健康カードに証明書ありのスタンプを押されて次に進む

 次の受付でパスポートと誓約書(中国の空港でもらった紙)を提出すると検体番号のシールが貼った容器と漏斗が渡される

 次に進むとパーテーションで区切られた小スペースに案内され、容器の黒線まで唾液を入れるように言われる

 漏斗を使って容器に唾液がたまったら近くの検査員に告げて回収場所に持っていき回収してもらう

 最後に手を消毒して終わり

 次に進むと、厚生労働省の「質問票」の回答が済んでいるかWEBバーコードの確認がある(読み取りなどはされない)

 次の受付で健康カードを渡すとそこに待機番号が書かれる  この待機番号で呼ばれる

 次に陰性証明書と誓約書と健康カードを提出 パスポートの顔写真部分を自分で読み取り機に読み込ませる

 受付の人から

 「過去14日間で滞在した場所」

 「LINEでの健康観察に同意したので電話番号に間違いがないか」

 を確認される

 LINEでの健康観察に同意した人は登録方法説明の紙を渡され、待機番号の書かれた椅子で待つように言われる

18:15 PCR検査結果待ち

 ここまでで成田についてから1時間程度

 中国の空港での時間に比べるとだいぶ短いと感じました

 ここで1時間15分ほどPCR検査の結果が出るまで待機します

 この間でLINEでの健康観察に同意した場合は登録を済ませます

 見た感じは同じ便の乗客は130人程度で自分はおそらく90番目くらいの待機番号でした

 18:45頃から7~8分おきに10番ずつくらい番号が呼ばれていき、19:35頃自分の番号が呼ばれカウンターへ

 誓約書と健康カードとパスポートを提示 誓約書のみ回収され代わりに陰性(?)の「QUARANTINE」と書かれた赤い紙をもらう

 これを入国審査官に見せるように言われる

 入国審査官にチラ見せして通過し、その先で入国ゲート(自動)を通過し荷物受け取り場に到着

 荷物はすでにレーン横にずらっと並べて置いてあり自分の荷物を探して回収する

 あとは通常通り税関を通って到着ロビーに出る

19:45 開放

 成田着から2時間半後にようやく到着ロビーから出ることができる

 ここから自宅や宿泊施設まで公共交通機関の使用はできません

 ただし、中国のように空港を出た後の移動までも強制されているわけではなく、到着ロビーに出ると誰かが見張っているわけでもなく急に自由になります

 私は成田空港から自宅までコロナ対応のハイヤーを予約していたので自宅前まで送迎してもらいました

他にも

  • レンタカーを借りて自宅近くで乗り捨てる
  • 成田エクスプレスの専用車両を使って上野まで出る

などの方法があります

コロナ対応のハイヤーの場合、自宅まで送迎してくれますが料金は成田空港から東京都内までだと大体3~4万円が相場かと思います

私が頼んだジャンボタクシーは安い方だと思いますし、ネットやメールで予約が可能な点が便利です

成田空港 ハイヤー/タクシー コロナ特設ページ (soushin-ichiba.jp)

帰国日の少なくとも3日前には申し込みをしておいた方が良いですが、基本的に中国から申し込むことになると思います(日本にいる人に予約してもらう場合もあるかと思いますが)

その場合、電話予約のみの業者の場合国際電話となるので非常に不便です

 こちらのジャンボタクシーは前日17:00まではメールで予約が可能なので、万が一予約が遅くなってしまった場合もとても便利だと思います

 また、空港到着後のPCR検査の時間も考慮して迎えに来てくれる上、フライトが遅れたりして遅くなってしまった場合も電話で確認をしたうえで待ってくれるそうです

2週間の自主隔離

自宅についた後は必要最低限の買い物等以外は外に出ず、2週間過ごしました

毎日LINEで健康情報の質問が来るので回答します(熱がないかと、接触がないか)

この時初めてUberも利用し、玄関先に置いておいてもらうことで全く人と会わずにご飯が受け取れることを覚えました

2週間の自主隔離は長かったですが中国での2週間に比べると自分の家で不自由なく暮らせるので比較的気持ちは楽でした

ただ、監視や強制力がない分どこまで自分を律することができるかという気持ちの問題があります

私は帰ってきてからも中国隔離中もやっていたUdemyでプログラミングの勉強をしながら過ごしました

おかげで1つの講座を修了できました

隔離生活を前向きにとらえて楽しんでいくことが重要かもしれません

以上でコロナ禍における中国入国~日本帰国までの一通りの流れについての記載は終わりになります

最後にまとめてきなものや中国・蘇州での生活やグルメについて書いていくかもしれませんが後々お楽しみに…

では

Uberで頼んだラーメン

 

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