コロナ禍における中国への入国③ 上海隔離ホテルでの生活

②では空港でPCR検査を受けた後上海の隔離ホテルに移動してくるまでの様子を書いています

ここから空港で受けたPCR検査の結果が出るまでの3泊4日、この上海の隔離ホテルで過ごします

上海での隔離が今回の出張の中で一番辛かったです

隔離ホテル

それはホテルの環境によるものですがいくつかその要因を挙げます

  • ホテルが寒い…換気のためか廊下の窓が全開になっており部屋の暖房MAXにしても微妙に寒い       着込めば我慢できないほどではないが、机に座って仕事をしていると足元から冷えてくる    布団も一枚しかなかったので夜中は寒くなる
  • 部屋の床に消毒剤が撒かれていて白い粉が浮いている…部屋の床前面に白い粉が浮いておりきれいそうには見えない スリッパが用意されていたがキャリーバックを広げる時などに粉がついてしまうのが不便
  • 水が少ない…部屋に3~4本水のペットボトルがあったが、3日間でギリギリだった 頼めば追加してくれるのかもしれないがお金がかかるのかもよくわからず頼まなかった

空港でのPCR検査結果が出ておらず、基本的に感染者として扱われるので仕方ない部分もありますが

上記のようにお世辞にも環境も良いとはいえなかったので相当ストレスが溜まりました

ここで14日隔離だったら耐えられなかったと思います

後程書く予定ですが、蘇州での隔離ホテルはここに比べて格段に良いホテルだったので、よりそう感じてしまいました

クイーンサイズ程度のベッドが1つと机と椅子があるシンプルなビジネスホテルのような感じでした

上海隔離ホテル

ホテルでの生活

ホテル上海での隔離ホテルの基本的な生活サイクルは下記のような流れになります

  • 8時…朝食
  • 8時30分…体温測定
  • 11時30分…昼食
  • 13時…体温測定
  • 17時30分…夕食

3食はほぼ時間通りに配られます

部屋の前にある小さい椅子のようなところに置かれるので、来たかなーと思ったタイミングで確認して自分で回収する感じです

食事が済んだらビニールに入れてドアの外に置いておくと回収してくれます

食事を取るときやゴミを出す際に廊下をちらっと見まわして(隣の部屋はまだ食事取っていないなー)とか思ったり…

ただ、この3日間近くの部屋の人とタイミングが被ったことは一度もありませんでした

隔離でのご飯はこんな感じです↓

基本まずくはないですが、ほとんど動かないのでおなかが空かず、ご飯を残すことが多かったです

果物はあまりおいしくないのでほとんど食べませんでした

2日目

午前中にホテルの内線でホテルの料金を支払うように言われました(英語)

「Wechatのメッセージでホテルの支払いをする為のQRコードを送るのでそこから支払いをするように」と実際にコードが送られてきましたが、私は会社の担当者に連絡し、会社経由で支払いをしてもらいました

支払いはWechatなのか?その場合は中国の銀行口座を持っていない出張者は使えない? この辺りは分からないので確認してみてください

午後

2日後の蘇州へ移動するためのバスを予約するフォームがWechat経由で送られてきました

これはネット経由で行先等入力すればよいのですが、ここも私は会社の担当者に転送しバスの予約(もしかするとここで蘇州での隔離ホテルの選択もあるかもしれません)をしてもらいました

予約完了後QRコードが発行されます

3日目

この日の体温測定時に空港でのPCR検査の結果(陰性である証明書)を紙で受け取りました

やっと感染者という扱いから解かれたと同時に、明日この環境から出ることができるという喜びで少し気力が戻ったのを覚えています

すでに次の蘇州での隔離ホテルは分かっていたので、早くそこに移動したいという気持ちでした

4日目

朝7時40分頃Wechatで「8時10分にバスが到着するので8時にロビーに降りてくるように」と連絡がきたので時間通りに荷物をもってロビーに降りました

本当に部屋を出ていいのか?怒られないのか?と心配になりながら恐る恐る出ました

ロビーに行くとほかの人も続々と集まってきていて、3日ぶりに顔を見て少しほっとしたような感じもしました

バスが到着すると防護服を着た係員が降りてきて順番に名前が呼ばれるので、呼ばれたらバスに乗り込みます

中国人が先で日本人は後から呼ばれます

私と同じホテルだった日本人は私以外に4人くらいでした

ここでは日本語が喋れる係員がいるので安心でした

名前を確認された後、N95的な防護マスクとゴム手袋と除菌ティッシュを2個受け取ります

マスクはその場で交換してゴム手袋をつけてからバスに乗り込むよう言われます

行先の都市名が書かれたシールを体に貼られた後、自分でバスのトランクに荷物を載せて席に着きます

バスに乗車したら出発前に点呼があり座席番号と名前を照合させられます

この時も日本語を話せる係員がいました

その後バスは乗り継ぎの昆山ターミナルへ出発しました

続きはまた次回書いていきます

昆山ターミナルでの様子と蘇州での隔離生活について、また書いていきます

写真なども載せられそうなものは随時追加していきたいと思います

何か気になる点などあればコメント、もしくは問い合わせ下さればできる限り回答します

コメント

  1. […] 前回の③の記事にて中国入国後3日(上海)+11日(蘇州)の隔離のうち、最初の3日間を過ごした上海のホテルから次の蘇州の隔離ホテルに向かうバスへ乗り込むところまでを書きました […]

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